餅に最適な、きな粉:砂糖:塩 のバランス

日本人の大半が、きな粉を口にする機会は正月にあるだろうと推測する。なぜなら餅を食べる習慣があるからだ。なぜ餅を食べる習慣ができたかや、きな粉餅(阿部川餅)の由来はこちらの全国餅工業協同組合の情報安倍川餅の歴史を見ていただきたいのだが、とにかく正月に餅を食べる、雑煮かあんこかきな粉で、というスタイルは我々に根付いている。きな粉餅の歴史に関してだけでも、安倍川餅が開発された江戸時代から始まって今も続いているのだから、タピオカなんか比じゃないほどの長年のカルチャーだ。

餅の世界も深そうだ

さて、日本国民が高い可能性できな粉餅を口にする正月という機会があるのなら、せっかくであればよりよいきな粉餅を食べていただきたい。とは言っても、ここではどのきな粉が良いというより、きな粉と砂糖と塩の最適な割合を提言したい。

 

補足:きな粉餅用に選ぶべききな粉とは


きな粉はどこで手に入れるのかの記事にも書いたのだが、大豆は全国的に栽培されているため、世の中には実に多くの種類のきな粉が出回っている。私がもし、このきな粉が餅との相性がかなりいいですよ、と紹介したとしても、あなたの近所に置いてないかもしれない。また、当たり前に聞こえるかもしれないが、餅に合うきな粉は結構ある。かなりある。というか、ごく少数のきな粉を除いては、ほぼ餅に合う。

ということで、ここできな粉の選定はせず、砂糖と塩との最適なバランスの研究結果を公表する。

 

きな粉:砂糖:塩 のバランスを探る


今回実験的に用意したのは川光物産の国産きな粉、きび砂糖、粟国の塩である。

このきな粉に関しては、全体のバランスが良いので選んだ。先に触れたように、もちろんこれでなくても良い。砂糖に関しては、正直研究できていないのだが、私はきな粉餅用には王道の白砂糖を買ったり料理に使う習慣がないため、うちにあるきび砂糖を使う。若干しっとりとしている。

塩に関しては、吟味した。とある富山の敏腕・塩マニアシェフから教えていただいた粟国の塩だ。スーパーにも広く取り扱われており、評判もいい。ミネラル豊富で、素材の旨味を引き出す塩だ。

 

3つの最適バランスとは


結論からいうと、きな粉:砂糖:塩=大2:大1:0.2グラムが最適だと感じる。

 

大さじ2というのは、約9グラムx2=18グラムだ。一つの切り餅に対して、大体これくらいのきな粉があった方が良い。これをベースに砂糖の数を考える。今回はシンプルに、①きな粉の半分 ②きな粉の1/3 ③きな粉の1.5倍、の3パターン用意した。

K=KINAKO
S=SUGAR
あ、塩はどうしよう

 

あくまでも「お好みで」なのだが、私はきな粉:砂糖=2:1が一番良かった。スーパーなどに出回っているきな粉を使ったお菓子はもう少し甘いので、それに慣れている方は一番右の割合がしっくりくるかもしれない。

ここに塩を足していくのだが、これが一番骨が折れた。この塩はおいしいが、存在感がある。脇役として居て欲しいが、主役より目立ってしまったら全てが台無しだ。そして私は2度台無しにした。ここで試行錯誤した結果が、きな粉大さじ2に対して、0.2グラムほどだ。小さじ1/4(1グラム)よりも少ない。レシピサイトに「少々」と書かれる、あれだ。難しい。

きな粉より塩加減が難しい

 

大2:大1:0.2グラムというのは私が思うベストの割合だが、お手持ちのきな粉や砂糖や塩で味は変わってくる。その日の気温や個人の体調でも変わってくるであろう。

この比率を参考にするのも良いし、日々の変化に応じて食べ物や味付けを楽しむことをお勧めする。

よいきな粉餅ライフを!

 

 

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